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餘部2ラウンド目

【前回のおさらい】
播但線を利用して餘部鉄橋見物に出かけたのだが・・不運にも踏切架線事故によりツアーダイヤがガタガタに橋梁写真どころか通過のみでツアーを終えてしまった。
【リベンジ計画】
前回は播但線を経由しての餘部計画だったが、今回は時間を有効に利用するのと、山陰独特の交通事情を考慮して飛行機&レンタカーで攻める予定。
行程としては前回も利用した福岡発ANA早朝便で伊丹へ。伊丹からJAC便で但馬へ渡り豊岡へ。豊岡からレンタカーを借りて餘部へ。帰りはその反対で。
レンタカーを使用する目的は香住、鎧、餘部、浜坂の交通不便さと出来れば周辺観光もしたいという欲から出た発想。
一時はこの案で纏まっていたが・・・福岡発、到着便の機材問題が発覚(DHC8事件)。搭乗に対し別に怖くはないが時間が遅れてもらっては困る。ましてや欠航な~んてな最悪な事態も勘弁。タイムテーブル上では但馬便へのアクセスに最適な時刻。一旦保留で別便を探す。九州発伊丹行き一番便は福岡、佐賀を除いて略8:00の出発。で、だいたい9:00伊丹到着となる。乗継の但馬行きが9:00なので間に合わず、乗る為の選択としては先の福岡便しかない。あえて他の交通機関ではJRの寝台特急あかつき&なは、なら前日23時台の出発で間に合うが・・・
帰りは伊丹発宮崎行き最終便が間に合う時刻。しかし便が遅く宮崎空港駅からの大分向けの列車は全て終了。あえて有るのは南宮崎発ドリームにちりんのみ。日を跨いでしまう(日帰り不可能)。やっぱり福岡案が一番無難なようですが、出発前々日までどの案も保留とする。
3月25日、福岡案に決定したのだが・・・
福岡案で出発することにする。まずは航空券手配で航空会社ホームページを開く。但馬便予約OK。福岡便予約?あれ?◆?空席待ち?困った、空席待ちだ!行きも帰りも!やっぱ74席は少ないよ。あ~でも前回乗った時も満席だったよな~空席待ちを入れるか?それとも別ルートを探すか?。第2案、寝台車で前日出発、帰りは宮崎到着便。これを使うとコンセプトの日帰りは無くなる。
空席待ちに躊躇して26日。空席待ちも終わり満席へ変化した。
残るは2案の寝台特急で前日出発。しかし2案の件は立ち消えとなる。
新たな計画案にて出発決定
計画に無かった第3案、全ルート自家用車。
自宅を深夜0時に出発し東九州道(津久見→大分)→大分自動車道(大分→鳥栖)→九州道(鳥栖→門司)→中国道(下関→姫路)→播但連絡道路(姫路→和田山)→豊岡→香住→餘部AM10時到着予定。ざっと10時間運転。日帰りコンセプトなので往復20時間、周辺滞在4時間、計24時間の寝れないツアー。君なら出来る。多分。
【前準備】
前回持っていったデジカメは、いさな唯一のデジカメ(ビデオカメラにもスチルカメラは付加しているが・・)、SONYのP-5っていうカメラで水中用に購入したもの。
水中でも殆ど使用しないのでタンスの肥やしと化していた。
勿論バッテリーな~んて物は既に劣化状態で15分も持てば良い方。あまりにも酷いしもう古いンで新規に購入する事にした。
カメラは銀塩を使う古い気質のいさ公。しかし時代はデジタル。いっちょ試しに一眼でも買ってみるか~。銀塩一眼は全てキャノン(一部ニコノス)。レンズは勿論EF。コスト的にはキャノン?。しかし購入した機種はオリンパスE-330、レンズはズイコーだ~!
だってEOS1Dsなんて高くて買えないじゃ~ない! Vなら何台も買えるし。まあ赤鉢巻玉レンズ1本分ってところか~。銀塩最期が来たら購入を考えるよ。
E330をチョイスした理由は持ち運び便利なコンパクト一眼。陸は勿論、水中への転用も可能な拡張性。まあ一番の理由はサブ機としての扱いかな?。
今は付属のズイコーデジタルしかないけど、せめて広角と望遠ズーム合わせて3本は欲しいな~(海転用すると、マクロ、フィッシュアイ、広角と増えるかも)。
それが届いたって電話があったンで店へ急ぐ。
カメラを受取る。(担当は親族の不幸事にておらず。もう既に嫌な予感)
あと不安要素として使用する車の安全信頼度。今回使うのは、いさなが1号車と呼んでいるランドクルーザー70。普段は2号車と呼ぶ街乗り用軽自動車を使用。2号車購入後、1号車は長距離用LRとしている。新車で購入するも既に14年が経過した老兵。しかも殆ど乗らず車庫に入れたまま。昨年車検は受けたものの殆ど出番なしの毎日。今回は1800Km走破予定マイルだと1125マイル。せめてエンジンオイルは交換したほうが良さそうである。
このランクル何故LR(飛行機にあやかってロングレンジ)かと申しますと、燃料タンクは90ℓで平地最高航続距離は780Km。大分から大阪まではノンストップで走れる計算だが・・・車齢とかを考えるともうそんなには走れそうにもない。
車庫を開け久しぶりのご対面。ドアを開けた瞬間!異様な香りが・・・カビ臭い。ず~っと閉め切ったままで、またシャッターも降ろしっ放し。日光が入らない訳だから当たり前なのだが・・
アルコール入り消臭剤でどうにか誤魔化し街のスタンドに向かう。
この車、他にも気になる所がある。1つは120Kmくらいからオイルランプが点灯するところ。オイルプレッシャーメーターが殆ど動かないので多分オイル量不足が原因かと思われる。前回の車検時にも同様の症状がありディーラーで確認してもらったンだけど、異常は認められなかった。とりあえず今回は若干多めに給油してもらうことにする。2つ目はタイヤが蔕っている点。元々RV車なのでタイヤには多少の余裕があるのだが、現在のところRVタイヤというよりは、普通車、オンロード用か?ってくらい減っている。しかしスリップサインが出ていないンで大丈夫かな?
スタンドに到着し燃料を満タン。併せてエンジンオイルの交換も御願いした。現在時刻はPM8時。出発予定時刻まで後4時間。もう眠れない。
出発
予定では深夜0時出発だったが時は既に0時30分過ぎ。このままだと1時スタートとなる。
急いで出発の準備をする。でも電車とか飛行機には乗らないのでよそ行き衣装ではなく、ごく普通の普段着。準備するものはカメラ機材くらいである。
エンジンをかけ出発。今回は殆ど高速道路走行となる訳だが、始点となる東九州自動車道、津久見ICまでは約1時間の下道走行である。来年度には佐伯ICが完成、共用開始されるので便利になる。途中行きつけのローソンに立ち寄り長距離走行に備え物資を購入。再び津久見ICを目指す。

深夜なのでインターまでは55分で到着。現在時刻は午前1時55分。さあここから高速道路終点、和田山ICまで9時間40分のロングドライブ。
津久見を出発し順調に大分、別府、日出JCTを通過し由布院、玖珠、九重、日田を経由し大分自動車道を北上する。九州道(九州自動車道)と合流する鳥栖JCTには3:45分通過(-12分)
、大宰府IC、福岡ICを通過する。流石に午前4時を回ると貨物系の車からちらほら増えてくる。九州管区最後の休憩を兼ねて直方PAに停車し小休止。15分後再出発。馬場山ICを通過し小倉、門司方面を目指す。40分も走れば関門橋を通過する。
本州乗入れを記念して関門橋をバックに写真を撮りたいが、まだ真暗。夜は明けていない。でもちょこっと眺めたい。めかりSAを通過し関門橋を渡る。本州下関。さて壇ノ浦SAで寄り道しよう!しかし入口なし。まあ当たり前なのだが、関門橋を眺められるSAは上り線が【めかり】下り線が【壇ノ浦】ってな訳で観れる筈もなく、通過しながら、あ~そうだった!と反省しながら中国道へと突き進む。
門司付近からトラックが多くなった。凄く走り難いがこれもしょうがないね~ちょっとストレスを感じながらも100K~120Km運転で追い抜かしながら走行する。
直方を出て1時間くらい経ったろうか?美東SAで休憩する。現在時刻5:50分
美東SAではトイレ休憩のみ。旅路は長いサッサと出発する。小郡IC、山口JCTを通過すると中国道を北上する車は俺一人となった。しかもこれから続く高速道路は山間部で急な上り下り右、左。ご丁寧な事に民家なんてありゃしないし、車が故障したら大変だ!。
山口県、鹿野付近にて夜が明けた。深谷PAで朝ご飯とする。現在時刻6:49分
通常80Kmで走った場合福崎通過は11:06分、和田山到着は11:40分。100Kmくらい平均で走ってるので多少のアドバンテージは有ると思うのだが・・まあ100kって事はないな~90位かな?
7時過ぎ深谷SAを出発し気合を入れて中国道を北上する。深谷でも確認したンだけど、やっぱり車のタイヤダメージは相当なものでタレが起きている。一番路面に対して角なんだけど、タイヤが融けてるンだよね、感覚としては新品タイヤの軟さ。もうかれこれ6年以上も同じタイヤを履いてる訳で、今の状態を表現すると劣化したソリッドタイヤ。でもそれが車重2t超+100Km6時間運転でこの状態。路面温度は最低でも6℃なので大丈夫だろうが、此れが夏場だったら最悪。
タイヤも心配なんだけど、ちょっと気掛かりなのはオイルランプがまたも点灯すること。
昨日オイルは多めに注いでもらっているのだが・・他に問題があるのだろうか?
まあそれでも順調に走行する。山口県とお別れし島根県へ。島根県とお別れし広島県へ。広島県とお別れし岡山県へと入ってきた。
高速道路走りながら感じたンだけど、燃料ゲージの落ち方って早いよね?みるみるうちにエンプティーライン。現在走行距離642.6Km 現在時刻9:00時。燃料捕球の為、岡山県、大佐SAにて休憩する。現在時刻9:04分
給油を済ませ再度出発する。どの県でも感じたンだけど、やっぱ時間がかかるよ。長い。
これから福崎まで何も変化の無い走行が続くが、以外とこの先いろんなPAやSAに寄り道したのが原因なのだろうか?中国道分岐、姫路福崎(予定到着時刻11:06分)を通過したのは11:40分。ナント34分遅れで通過。(この34分が命とりに)
連続して播但連絡道路に合流。片側1車線の自動車専用道路。大分で言えば丁度、大分空港道路と規格が同じかな?でも速度は60Km(一部70Km)制限で-10Kmだ。



渋滞もなく順調に進み和田山到着。
【和田山】
まさか2週間前にこの地を訪れていたとはね~っていうより、なんで俺の車がこんな所にあるのよ??てな感じ。でも何故か妙に懐かしい。
姫路発のはまかぜ(前回乗車の列車)は多分追抜かしたンで多少のアドバンテージがあるが、これから豊岡、香住、餘部までは平道(国道、県道)。再度抜かされる可能性大。しかも本日は27日という事もありいさ公はちょこっと銀行へも寄りたい。(これも命取りに)。
和田山ICを降りて一路豊岡方面へと行きたいが、まずこの和田山で銀行に寄りたい。
実は昨日出発前に預金残高を確認したところ枯れる口座を発見。補給しないとまずい(引き落とし専用口座)。でも現在は深夜。明日は大分に居ないし、ってな事で、遠隔地より自分口座に電信扱で送金するという手段しかない。あ~こんな事ならEバンクとか、7銀行口座を作っとけばよかったな~な~んて思う。
播但信金を発見!此処でお金をATMで下ろし再度窓口で送金(ATM送金なら手数料が安いらしいが・・もう時間がない)。
さあ後ははまかぜ号を追いかけるのみ。本当は前回のツアーで降ろされた和田山からはまかぜに乗車するのが一番よいンだが・・・とりあえず香住を目指す。
豊岡へ行く途中、前回踏切事故現場の横を通過した。江原駅通過。川の土手道を通過中、コウノトリ但馬空港の案内標識発見!→で5Kmの表示。豊岡へは空港利用の方がだんぜん早そうです。
【豊岡】
街中へ進入し駅ロータリーをまわる。なんか拳銃のリボルバーみたいな変わったロータリー。輪転機跡なのだろうか?そんな風にも感じた。
豊岡駅に寄る事もなく急いでロータリー香住方面へと車を走らせる。
線路を跨ぐ高架橋を渡ると駅舎とホームが見える。あ~此処も撮影のポイントにピッタリだな~なんて思いながらもかなり急いで香住へと向かう。
列車ならこの先は玄武洞、城崎温泉の海方向へと向かうが、国道は一路、山方面へと進む。香住は海岸の町なのにね~。海辺の集落って必ず山越えがある訳で・・まあしょうがないわな!
【香住】
看板(カニのまち香住まであと14Km)を通過。でもまだ山中。
やっと海岸線に出たが・・此処は香住ではないらしい。街の踏切手前で遮断機が鳴り始めた。まさか?と思いきや急いで踏切を横断し→と反対方向の線路を見る。なんと進入してきたのは、はまかぜ1号だ!~うわ~まだ香住駅にも到着しておらんのに!
確かこのはまかぜも香住では1分も停車しないはず。もう香住からの乗車は無理と判断し餘部まで直行することにする。
海岸線を飛ばすが、一行に駅には着かず。やっとの思いで香住の町に入った。香住駅確認するもスルー。香住を過ぎまた山道。川沿いの踏切遮断機がまた鳴っている。先ほどのはまかぜかな?しかし、橋の欄干や線路沿いにカメラを抱えた方々が大勢構えている。観光客かな?通過した列車ははまかぜ号ではなくDDに牽引された12系客車。臨時の【おもいでのあまるべ号】だった。臨時が通過したって事はもう間に合わないって事(餘部での撮影)。急遽またも変更。とりあえず餘部をスルーして浜坂に向かう計画。途中、餘部鉄橋(下)を撮影し急いで浜坂へ向かい車を駅駐車場に止める。浜坂からはまかぜ4号に乗車し鉄橋通過、香住到着。香住から折り返し浜坂行きに乗り餘部下車。餘部駅と橋梁、列車通過を撮影し、再び浜坂へ。浜坂で車に乗換えまたも餘部へ。ゆっくり撮影後、横の鎧駅に向かい撮影するという計画。
【餘部】
すでに山を下っている。あともう少しで餘部の集落だ。でも先程から前を走ってる車が妙に気になる。車は軽自動車で神戸ナンバー。しかも人満載。何か学生っぽい。嫌な予感がしてきた。もしかして春休み?
カーブを曲がり橋梁を前にして愕然とした。国道沿いは車で一杯。橋梁付近は人の山。また丁度運が悪く、現在おもいでのあまるべ号が橋梁を通過中。写真に収めたいが車を一旦停車出来るスペースがない!とりあえず徐行で列車を眺める。しかし物凄い数の赤ハチマキや玉レンズの群れ。航空祭か~ってな感じだ。うわ~失敗した。
徐行で餘部を通過する。餘部だけじゃなしに久谷に向かう山沿い線路脇にも人が一杯。週末や祝日には多いって聞いていたが、まさか平日にこんな感じじゃ~凄いな~。

【浜坂】
丁度年度末ってな事もあり、道路工事規制が凄い。なかなか浜坂駅につけない。
やっとの思いで駅には来たが・・どうも駐車場が見当たらない。というか駐車場がない。近くに農協があったンでちょっとだけ駐車させてもらおうって考えたが、全て名前入り。月極駐車場だ!遠くから駅を眺めると既に思い出のあまるべ号がホームに停車していた。多分はまかぜ号は出発したに違いない。
おもいでのあまるべ号は全席指定。しかも全て前売りなので空席は無し。浜坂での列車乗車は諦めて再度餘部へと向かう。
何か嫌な予感がしてきた。
再び餘部へ戻るが相変わらず一杯、人も車も。現状としては午前中の航空祭プログラムが終了して各々フィルムの入替え(現在では殆どないが・・)とか昼食の真っ最中ってな感じかな。集落を2往復くらい流してみるがやはり車を駐車するスペースはない。
やはり時期と時間が悪かったと反省し略諦めモード。せめて上りの臨時列車くらいは写真に収めたい。餘部での撮影を断念し鎧駅での撮影に切り替える。もうこの時点で目標からずれているのだが・・・
鎧も同じく撮影班で賑わってるンだろうな~と諦めモードで鎧駅に向かう。
細い山道を下り鎧駅到着。来てみてビックリ。誰一人とおらず独占状態。お~これなら多少は満足のいく絵が撮れるかな?溜まった膀胱を処理し、さ~セッティングだな?と車に帰った瞬間!一台の車が駅前に停車した。車のナンバーを見て鉄系と判断する。だって車のナンバーは指定ナンバープレートで番号は999ですもの!
結局タッチの差で駅舎内の撮影ポイントは彼が抑え、いさ公は邪魔にならないよう(写らないよう)に駅ポイント付近に陣取る。

しかし待てど暮せど一行に臨時列車は来ず。近所では駅崖沿いの畑をおっちゃんが耕してる耕運機の音のみ響く。この鎧駅は青春18切符のポスターになった駅として有名。またNHK朝の連続小説 二人っ子の舞台としても使われて様だが・・実際は香住じゃ~なかったかな?この駅から見える日本海は大荒れってのが一番絵になるのに何故か太平洋の様なベタ凪で気持ち悪い。しかも後1時間もすれば雨になりそうな生温かい曇り空。
そうこうするうちにポイントが動く。橋梁を列車が渡る轟音が響く。【列車が入ります白線より・・】の自動アナウンスが響く。やってきました、おもいでのあまるべ号が。DDに牽かれて4両の12系客車が。角度的に失敗。まあどうにか撮影。
駅舎に戻り再び餘部に向かう。999のお兄ちゃんとは言葉も交わさず鎧駅を後にする。こういう所がいさ公として大人げないな~。
三度餘部へ向かう。駐車場は15時までとなっていたので多少は混雑緩和されているだろうな~という期待の基だったが・・・先ほどと同じ状態。しかも雨が落ちて来た。一度街を流し再び端へ。もう無理だな・・諦めて帰途の準備をする。片道9時間以上もかかって何しに来たの?と自分を責める。明日も休みなので車中泊も考えたが・・帰ることを考えたら今のうちから移動したほうが確実と考えた。だって昨晩から1睡もしていない訳で、これで明日も同じ様な行動を取ると多分大分には帰りつかないと判断した。
かえり際、丁度路側帯が一部空いたので其処に停車し雨の餘部鉄橋を遠くから撮影した。

一応餘部橋梁

カメラを引くといさ公のモービルが
ホントなら此処に駐車して駅まで行きたい所だが、前方の駐在所には姫路からの応援警察官がパトカー内で警備しており車を離れて移動するのは危険と判断した。
自分の車前方に駐車している車も同じく九州管区、熊本ナンバーだった。きっと同じ胸中かな?。
途中浜側のガソリンスタンドから御崎方面に行く道があり進入してみた。ここからの橋梁の景色は絶景なんだけど・・此処にも車が陣取っていた。もう何処も此処も一杯だ。離合が難しく絶壁区間なので走行注意。
【帰途】
車のナビゲーションをセットする。どうやらナビが薦めるコースは一旦浜坂に向かい、途中から湯村温泉方向へ。

山を登りスキーでお馴染みのハチ高原へ。ループ橋を渡り朝来へ。和田山ICから播但連絡道をへて姫路へ。今度は中国道ではなく山陽道へ。途中岡山より瀬戸大橋を渡り四国上陸。四国瀬戸内側を終点大洲まで行き八幡浜からフェリーで臼杵。臼杵から東九州道で津久見まで。津久見から平道で佐伯まで。おしまい。
途中の和田山ICまでをナビに習い、後は来た道を帰る事にした。
餘部の集落をもう一度流し、諦めが悪く駅登山口?まで車で行く始末。しかしまたも離合に苦しむ。もう諦めた!2度あることは3度あるだ!次にかけよう。
車を浜坂方面に向け帰路につく。途中湯村温泉を過ぎた付近から渋滞となる?何故?。原因は工事渋滞なのだが時間的には沈静前のようだ。日中は頂上トンネル内まで渋滞らしいが其れは免れた。しかし恐れていた症状が出始める。睡魔だ。
ここぞとばかりにリザーブしておいたカフェイン薬を飲む。表書きには即効性と書いていたがなかなか効かず。まあいさ公はコーヒーを深夜飲んでも眠れる体質なので当たり前なのだが・・・。フリスクをポリポリ噛みながらの運転。やっと薬が効いてきた。
浜坂を出発してから物凄い集中豪雨。今度はタイヤが滑らないか其方が心配となる。
ループ橋を降りて山間部は終了。朝来の街中に出てきた。和田山まであと一息。
和田山にて食料等を調達。次に寄れるところは高速のSAのみである。
和田山ICから高速に進入する。姫路まで50分、そこから中国道に乗り9時間強の長旅である。6:30分福崎ICより中国道に乗る。道中は睡魔に度々襲われ、その都度カフェインを吸収させる。途中、広島県七塚原SAにて給油をする。小休止し再び下関を目指す。
帰りは下関手前まで大雨。視界が悪く略80Km運転。
12:20分壇ノ浦SA到着。休憩を兼ねて関門橋を撮影。あとちょっとで九州だ。
12:40分関門橋を渡り門司へ。九州道進入。このままノンストップで走れば家には4:00頃には到着する。既に日帰りコンセプト達成は無理だが其れでも3時間遅れで済んだのは快挙であるが・・・もう体が言う事をきかない。目は覚めているンだが、体が言う事をきかない。傾いてきたり、指が動かなかったり、関節が痛くなったりともう限界に近づいている。カフェイン粒も効きが悪くなり、反対に気持ち悪くなって来た。途中、山田SAで休憩する。ここで休むか?とも考えたが、あと少しなので小休止後出発した。出発して数分後、視野が狭くなってる事に気づく。ライトはHIポジションじゃ~ないと運転出来ない。
こりゃ~危ない。次のPAで緊急に停車し休む事にする。最終の別府湾SAを目標に走行する。途中、玖珠SAを通過し別府湾SAは次。しかしもう限界。途中の水分峠PAに緊急停車。ここでツアー1日を終了した。現在時刻2:20分。無睡眠時間42時間20分。餘部ハイク時間26時間20分。
朝、寒さで目が覚めた。現在時刻6時30分。4時間くらい寝たようだ。
自宅到着9時丁度。それからパチンコに出かけたくらいだから結構タフですな。

帰って写真をダウンさせようとドライバーをPCに入れインストール。しかし出来ない?何故?どうやらOSの関係らしい。もううちのパソコンは過去の物って事かな?

第三回目のリベンジは飛行機だ。やっぱ飛行機が一番信用になるな~。
次は4月ないし5月頃を目指して調整中だ!


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コメント 6

とり

全国ロードマップ見ながら読ませていただきました。
これぞ炎の弾丸ツアー!
読みながら、「スゲー!」という言葉しか出ませんでした。
無事でなによりでした。
by とり (2007-04-01 16:48) 

鯨(いさな)

とりさんこんばんわ。
いやいや。最後の最後まで交通機関を使ってって考えてたンだけど…今年初めのとりさんツアーに習って車で行ってきました。
行きはテンションが高く、脳内のアドレナリンが多量に分泌されてるせいもあって全く苦にはならなかったンですが…帰りはさんざんでした。
次は成仏出来るように頑張りますです。

nice&コメント有り難うございました。
by 鯨(いさな) (2007-04-01 20:48) 

マリオ・デ・ニ-ロ

御疲れ様でした。オジサンにはとてもまねの出来ない旅です。
餘部鉄橋。いつかは、と思っていたらついに見られずじまいになってしまいました。再リベンジ頑張ってください。
by マリオ・デ・ニ-ロ (2007-04-03 00:50) 

鯨(いさな)

アスランマリオさんこんばんわ。
いえいえもう其れしか手段がなかった訳でして。
最近会社では不経済男の烙印を押されました。
3度目は成仏致します。
コメント&nice有り難うございました。
by 鯨(いさな) (2007-04-03 23:41) 

うみたまご

お疲れ様でした!
まさか車でいくとは・・・おぉΣ(゚ロ゚屮)屮
車が壊れなくてよかったね!
睡眠は大正解だと思います。
今回はどの程度成功でどの程度のしっぱいだったのかな?
しかもまたリベンジ☆゚+.オオォォ(ノ。'□')ノ*.゚+☆????
by うみたまご (2007-04-04 12:07) 

鯨(いさな)

うみたまごさん。
いえいえ覚悟の上ですから。
70系の丈夫さを改めて実感しました。
設計から30数年の実績は大きいですね!
うみたまごさんはなんで売り払ったンでしょう?

5月頃の再訪問を考えてます。
途中JALを使いますンでマイル頂戴!特典航空券が欲しい。

コメント有難うございました。
by 鯨(いさな) (2007-04-06 11:10) 

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